2018年7月〜 今日を生きよう。

7月は1日が日曜日でしたので、月初の営業日は7月2日の月曜日でした。
月次処理が月曜日と重なると、私一人の作業量では限界があります。半泣きです。

というわけで、7月はとてもぐったりしたスタートとなりました…

2018年の7月は、ただただ暑かったです。記録的なスピード梅雨明けで幕を開け、酷暑界の東の横綱「熊谷」が歴代最高気温を更新したという、とにかく茹で上がるような暑さの月として後世に記憶されることになるのでしょう。

一方で、西日本では豪雨災害もありました。復旧は息の長い作業になるでしょうから、報道が下火になり支援が手薄になってきたころに、微力でも何かしらの寄付や応援ができればと思っています。とにかく自然の厳しさを目の当たりにした月でした。

暑さにやられたせいか、7月に入ったころからひどい頭痛が続いていて、会う人会う人に「鼻声ですね」「疲れてますね」と心配される始末だったので、もしやと思い近所の耳鼻咽喉科を訪ねたところ、案の定、副鼻腔炎という診断でした。俗にちくのう症と呼ばれるやつです。

副鼻腔炎は投薬治療がメインだそうで、結果最近は薬を大量に飲む生活が続いているのですが、健康には代えられません。私は小さいころからアレルギー性鼻炎で鼻が詰まっているのがデフォルトなので、気を抜くと口が空いている情けない人相なのですが、今回の耳鼻科通院を機に、思い切って鼻呼吸へ移行していきたいと思います。▶鼻呼吸テープも買ったので、もう後には引けません!

お仕事については、(私の効率の悪さを除けば)なんとか順調でよかったです。

LIFTは今のところ牛歩でいく予定なので特筆すべきことはあまりないのですが、LIFTの外で関わらせていただいている会社はいずれも好調を維持しており、健康的に拡大を続けています。どういう表現が適切かイマイチ語彙が弱いのですが、”心地よく建設的な関係の輪”みたいなものができつつあるとぼんやり感じていまして、こういった感覚を得られるのは、実は得難い幸せなのではと思っています。

もちろん、この感覚というのは刹那的なもので、持続するための難易度は、関係性が広がれば広がるほど高くなります。ときには自分から距離的に遠い変数がトリガーを引いてガラッと状況が変わる、なんてこともあるでしょう。

それでも、いや、だからこそ、結局は自分ができることといえば、関わっている人や企業がうまくいくように、自身に与えられた役割を日々全うしていくことしかないのだろうなと考えています。

15日に、とあるミュージシャンの訃報が届きました。敬愛するバンド「サニーデイ・サービス」のドラマー、丸山晴茂さんです。ファンは敬愛の意味を込めて「ハルシゲくん」と呼びます。

私が学生時代に常に傍にあった音楽、というか文化圏のようなものがサニーデイでした。

2017年8月、19年ぶりの日比谷野外音楽堂でのライブ、そのときにはすでにハルシゲくんは体調不良で叩いていませんでしたが、セットリストの1曲目が、『今日を生きよう』でした。

LIFTという会社名は「Live For Today」のアクロニムなのですが、ライブの前まで、会社名についてはずっと悩んでいる期間が続いていて、決めきれずにいました。

少しだけ薄暗くなりはじめた日比谷の空に、MCなしでいきなり「今日を生きよう」のイントロが流れたときに、

「あー、こんど作る会社は、やっぱりLIFTにしよう」

と、背中を押されたのを憶えています。

単なる偶然以外の何物でもないのですが、ファンというのは、偶然をあたかも運命のように捉えるのが得意な人種なのだと思います。

自身に与えられた役割を日々全うしていくこと、LIFTの設立趣旨を改めて感じた月でした。