運用型広告の分野で知らない人はいない東京の広告代理店アナグラムさんのブログで、代表の小山さんとLIFT代表の岡田の対談が掲載されました。
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岡田はアナグラム社の前取締役、現顧問でもあります
ざっくり読むと「AI に懐疑的な老害おじさん」が持論を振りかざしているように見えますし、それは半分事実なのですが、、、
身も蓋もない言い方をすれば、「AI はたしかにめちゃくちゃすごいけど、我々は別にすごくないよね?」という立場を共有してからでないと広告業界や AI といったテーマは議論できないから、まずはそこを明らかにしたという感じの内容になっています。つまりこの対談は議論の出発点でして、当日はもっと小山さんといろいろとお話しできました。楽しかったです!
「我々は別にすごくない」という立場に立てば、人間は今過ごしている場所で少しでもすごくなるための科学的な努力をしたほうが生きていきやすいし楽しくなる可能性が高いことが分かりますし、経営者やマネージャーは自分の会社に集まってくれた人たちがそれまでよりもすごくなるためのお手伝いをしたほうが、「AI スゲー」と無邪気に SNS に投稿しているよりはるかにマシな営みだろうと思うのです。
自動車より速く走れないからといって自分の運動神経に絶望する必要がないように、AI がすごいからといっていちいちシニカルになったり何かを諦める必要はありません。ただ目の前の過程を楽しんで、自分なりに経験して習熟して、それがどこかでだれかの役に立てばいいのだと思います。
記事ではたくさんの話題を取り扱っていますし、昨今のトレンドからすると長い部類に入るので、お時間のあるときにぜひご笑覧ください!


