アタラ『Unyoo.jp』の「運用型広告上陸20周年記念 特別鼎談」の最終回に代表の岡田のコメントが掲載されました

アタラ合同会社が運営するメディア Unyoo.jp の「運用型広告上陸20周年記念 特別鼎談」が最終回を迎えました。弊社代表の岡田のコメントも掲載されています。

 

参考リンク

 

この鼎談企画は全4回で構成されています。過去の記事はこちらです。

運用型広告上陸20周年記念 鼎談 第1部:運用型広告上陸の衝撃と日本市場参入への試行錯誤

運用型広告上陸20周年記念 鼎談 第2部:大きく異なるオーバーチュアとアドワーズ広告、Yahoo! JAPANを巡る攻防

運用型広告上陸20周年記念 鼎談 第3部:進化・拡張を続ける運用型広告、時代はAI,リテールメディアへ


鼎談の最終回は「これからのデジタル人材に求められる素養」と題されていますが、私自身が世の中に求められる仕事をし続けられるのか…と現在進行系でもがいている状態ですので、あまり偉ぶったことは申し上げられません。(記事の口調はエラそうですが…)

以前のリリースでも書きましたが、ご一緒したアタラ合同会社代表の杉原さんは 2000年代に Google に勤めていた頃の同僚かつ先輩であり、アタラ時代のボスでもあります。そしてもうひとりの佐藤さんは私のキャリアを作ってくれた同じく Google 時代のボスであり、今でもたくさんの示唆をくださるメンターでもあります。

アタラでは現在もフェローとしてかかわらせていただいていますが、こういった節目節目のタイミング尊敬するお二人とゆっくりお話しでき、記事になって残るのはたいへん光栄です。改めてありがとうございました。

2000年代は、運用型広告が市場に登場するやいなや、それまでの旧来型の広告市場をものすごい末脚でまくっていった痛快で面白い時期でした。そして、その後は機械学習が本格的にエコシステムにビルトインされ、現在はマニュアルからオートメーションへ、そして生成型 AI の対等による移行期的混乱の真っ只中でもあります。

この移行期をどのように乗り越えていくのか。回答はおそらく人によって違うでしょう。仮に同じ書籍を読んでも20代と50代で感想が違うように、そして同じ世代でも個々人によって感じ方が違うように、読む場所や時間やデバイスもすべて違うように、一人ひとりの現実が、回答があるはずです。

今回の鼎談は、この先の20年ではなく、これまでの20年の大転換を3人はどう振り返ったのか、という非常に個人的な記録です。20年前の直感の答え合わせだとも言えます。あくまで参照点の一つに過ぎませんが、だからこそこの先20年に必ず起こるもっと大きな大変動を乗り切るための、何かしらのヒントになれば望外の喜びです。(岡田)