凪の時間の終わり

クレイジーキルトの原則

エフェクチュエーションの原則のひとつに、「クレイジーキルト (Crazy-Quilt) 」というのがあります。

クレイジーキルトとは、色・大きさ・形状・柄などが異なる布を縫い合わせた一枚の布のことです。画像検索するとこんな感じ

(関係ないですがグラミチとかのパッチワークパンツは好きなのですが、あれはこの原則からするとクレイジーじゃないですね。地味に一定の法則がある)

エフェクチュエーションでは、顧客や従業員、競合他社や協力会社などのステークホルダーをそれぞれ種類の違う布に見立て、それらをつなぎ合わせることで一つの形状に仕立て上げていく様子になぞらえて「クレイジーキルトの原則」と呼んでいます。どのような関係性であってもパートナーシップを作り上げていく姿勢が必要だということですね。

コミットメント=行動

パートナーシップには、何らかのコミットメントが必要です。手を一緒に動かす、紹介を約束する、お金を出す、邪魔をしない、などなど…

コミットメントは、「何となくそうかな?」のような予測・思い込みではないですし、「こういうことかもしれない」といったアイデアでもなく、具体的な行動によって現れます。

ここでいきなり自社の話をすると、LIFT が金沢に場所を移して1年と少し経って、少しづつですがいろんなパートナーに恵まれました。顧客や協力会社だけでなく、課外活動の NPO や財団法人を通じて知り合った方々、地場のたくさんの企業の方々との交流、近所や学校、サッカー観戦で知り合った人たち、どれもある意味で偶発的な出会いであり、その偶発性からご縁が生まれ、仕事になったり、飲み友達になったり(代表の私は下戸ですが…)、お互いにボランタリーに助け合ったりしています。

どれもが行動を起こさないと生まれなかったご縁だし、互いの小さなコミットメントによって成り立っているなあと思うのです。

凪の時間の終わり

コミットメントは具体的な行動なので、動的です。一つひとつは小さなものでも、集まると流れができたり、うねりが起きたりします。

うねりはやがて波となり、波は徐々に大きくなって、寄せては返し、次の偶発性を生み出すことでしょう。

小さな流れのときは気づかないのですが、ふと周りを見渡してみると、その波に揺られている自分に気づくことがあります。同時に、凪の時間は終わったんだと気づく。

LIFT が北陸に来て最初の期が終わり、現在は2期目です。(法人としては7期目ですが)

最初は何となく凪なのかな〜と思っていましたが、いくつかの小さなコミットメントは、少しづつですが流れになっていきそうな予感がしています。

2024年は、その流れを少しでもうねりに変えていきたいと思います。引き続き倍旧のご高配をよろしくお願い申し上げます。