宣伝会議『100万社のマーケティング』2018年7月号に寄稿しました

2018年6月29日発売の『100万社のマーケティング』7月号(宣伝会議)に寄稿しました。

この冊子には毎号「今注目の手法&用語」というコーナーがあるのですが、そこで「運用型広告のインハウス化」というタイトルで、昨今耳にすることが増えた広告のインハウス化問題について、4ページほどスペースを頂戴しております。

運用型広告のシェアの大半を握る Google や Facebook は、その広告製品の創設以来、広告主の自社運用を想定してプラットフォームが設計されています。(もちろん現実には代理運用が非常に多いので、そのための機能や仕様も充実していますが)

特に、昨今のデータ・アセットの利活用や、透明性の議論、機械学習による自動最適化の促進、設計と商習慣の利害不一致などは、広告アカウントを代理店から自社へ引き戻していくという方向に大義名分を与え、強い追い風を吹かせています。デジタルに活路を見出している多くの企業、つまり大半の企業にとってインハウスは既に検討に値する選択肢であり、今後もその流れは変わらないでしょう。

じゃあ、猫も杓子もインハウスにすべきなのか。インハウスってそもそもどうやねん! …というあたりについて、本稿では稚拙な持論を展開しています。もしお手にする機会がございましたら、ご笑覧願えますと幸いです。 (岡田)