9月はLIFTの年度末でした。
前半ほとんど稼働していなかった1期目と違い、2期目はちゃんと1年間過ごせましたし、なかなか高速に過ぎていきました。振り返るといろんなことがたくさんありましたが、(寄る年波のせいか)細かいことはもうすでに思い出せません。
ただ、記憶は忘却の彼方でも、密度が濃かったという手ごたえのようなものは掌に残っていて、40代の最初をこれほど濃密に過ごせるのはありがたいことだなあとしみじみ思います。
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ちょうど1年前のブログでは、以下のようなことを書いています。
“スタートアップは自社に全てを注げ” というのが世の中のセオリーだと思いますが、私は経営者としてはへっぽこ太郎だという自覚がありますので、ちっぽけ太郎な自分の力をアンプリファイして世の中に価値として戻すには、自分のところだけで「ぜ、全力〜!!」とウンウン唸っているよりも、いろんな人たちとすみやかに協働して、一緒に仕事をした方が確実に早いし価値も大きいと信じています。(あと、LIFTはスタートアップじゃなくてスモールビジネスだという自覚もあります)
ですので、分散型メディアじゃないですけど、私自身の興味と、時代の流れと、関係する企業や顧客の持つ課題やニーズが重なるところで仕事をしようとすると、どうしてもこんな感じで主戦場となるプロパティをまたぐことになります。
方法論が違えば世の中と同じセオリーを踏襲する必要はないと思うのです。
へっぽこ太郎がすごい人たちと関わることで、3割のリソースが10割以上の価値を持てばいいのだと。
この考えは、1年後の現在でも特に変わっていないですし、1年かけてこの考えを証明してきたという言い方もできるかもしれません。協働しすぎてカレンダーが若干オーバーフローしているので、どこかで引き算しなきゃなあとは思っていますが…
3期目もいろいろあると思いますが、変化を愉しんでいきたいと思います。引き続きご指導ご鞭撻のほど、どうぞ宜しくお願い致します。