10代をラジオ漬けで過ごしたこともあり、2000年代中盤のポッドキャストブームではいろんなチャンネルを聴きました。
残念ながら当時のブームは長続きしなかったため日本語のチャンネルを聴くことはあまりなく、その頃に外資系企業に勤めはじめたこともあって英語のリスニング目的でいくつかの海外番組(主にアメリカの西海岸)を繰り返し聴くというスタイルに変わっていったのを憶えています。
スマートフォンの普及以降はアプリで世界中のいろんな番組が聴けるようになったので、ポッドキャストという形態を意識することはなくなりましたが、コロナ以降に改めてブームとなった現在、専用のプラットフォームや既存のサブスクリプションからの用途開発も進み、環境としてはだいぶ整ってきたのかなと思います。
近年は芸能人から専門家、私のような素人まで、続々と参入してきています。既にブームは一周したのか更新を止めてしまった番組もありますが、そんな濃淡がありつつも垣根なく画面に番組のアイコンが並ぶ様子はこれぞインターネット!という感じがして楽しいです。
というわけで、ポッドキャストを始めることにしました。既に7本ほど録っています。
本音を言えば話すよりも聴いたり編集したりするほうが好きなのですが、中身がないと編集する対象がないので、それならば自分でやってしまおうという感じです。
おっさんが一人で話していても早晩煮詰まると思ったので、以前一緒に仕事をしたことがあるイタニさんというデキる女史を誘って二人の番組としてスタートしています。どうせならということで note も併せて書いてます。
参考リンク
番組テーマは「コマース」なのですが、改めてテーマに設定してみて、このたった4文字( Commerce なら8字)の単語が持つ奥深さに目眩を覚えました。
この深遠なるワードに対して訳知り顔の識者然として話していたらいつか痛い目にあうと感じ、AMラジオっぽいゆるさでアマチュアらしく向き合うと心に決め、このような番組名にしました。かつての文化放送っぽさがあって気に入っています。
実際に録音し始めてから、世の「話す仕事」の方々の技術水準の高さを思い知らされました。ぜひ聴いてくださいとはとても申し上げられないクオリティですが、続けていくうちにマシになっていくはずだと信じながら、ひっそりと続けていこうと思っています。
※うまくサムネイルが展開されませんがご了承ください