証券会社の営業、そして美容クリニックでのSNS広報を経て、「学びたい」という強い成長意欲からLIFTに入社した中島さん。「感覚的」だった仕事から脱却し、知識と仲間のいる環境で、確かな充実感と成長を手にしています。
キャリアの軸は「学び」への渇望
ーーご入社前はどのようなお仕事をされていましたか?
中島:大学卒業後、京都の証券会社で営業職を経験し、その後、地元石川県に戻ってきてから美容クリニックを2社経験しました。美容クリニックでは、主にSNS運用などのマーケティング業務を担当していました。
ーー証券会社からSNS運用という大きなキャリア転換の背景を教えてください。
中島:証券会社に入社したのは、「自分を学ばざるを得ない環境下に置かないと勉強しない」という自己認識があったためです。金融の知識や世の中の流れを学びたいという思いから、あえて金融系の道を選びました。
その後、石川県に帰る選択をした際、SNSでの集客という仕事に興味を持ちました。しかし、Webマーケティングの世界に挑戦しようと思ったのは、SNS運用が活きるからというよりも、正直に言って「学びたい」という気持ちが一番大きかったからです。
ーー今まではそういう環境ではなかったのでしょうか?
中島:環境のせいにするわけではないですが、これまでのSNS運用の仕事では、どうしても知識不足を感じていました。特に前職では私一人で運用していたため、マーケティングの本質的な学びがなく、「これでいいのかな」と迷いながら手探りで仕事をしていて、苦しかった時期でもあります。
知識を求めていたので、石川県内でWebマーケティングに特化している会社に絞りました。LIFTは、私がSNSの経験があるとはいえ「ほとんど未経験」として応募を受け入れてくださっていたので、ここしかないと思いました。

孤独な手探りからの転換:「寂しがり屋」が見つけた居場所
ーー入社されて、想定外の苦労や、逆に良い意味でのギャップはありましたか?
中島:入社前とのギャップはありませんでした。社長の岡田から入社前に「やるときはやる、和気あいあいとしている時は和気あいあいとしている」という雰囲気をお伺いしていた通りです。
想定外というわけではないのですが、苦労でいうとやはりマーケティング言語や業界用語がなかなか頭に入ってこなかったことです。社内ではそういった言葉が当たり前に飛び交うため、言語を理解できていないと内容も理解できない状態でした。今は本を読んだり、学習用の業務を作っていただいたりして、少しずつ分かることが増えています。
ーー前職での「一人手探り」の環境が、現在の仕事への向き合い方にも影響していますか。
中島:深く影響しています。前職では、私だけ内勤スペースで一人で仕事をしていたため、「相談しながら一緒に進められる仲間」がいないことが一番の不安でした。入職したての頃は「自分のペースで快適に仕事ができる」とポジティブに考えていたんですけどね。もしかすると、学生時代にバスケットボール部に長年所属していたことで、仲間と一緒に取り組むというスタンスが染み付いた影響で、私にはその方が合っていたのかもしれないです。今更ながら自分が「寂しがり屋」だと気づきました(笑)。今までは意識していなかった「仲間と一緒」という働き方への気づきは、今後のキャリアを考える上で大切な発見でした。
今は、先輩方が横並びで座っているので、距離も近く、分からないことがあればすぐ声をかけられる状況に助けられています。一人で手探りだった日々から、教えてくださる方がいる環境に移れたことに、本当に恵まれていると感じています。
ーー入社してから、最も印象的だった業務は何でしょうか。
中島:今でも憶えているのは、入社して最初に担当になったアカウントの広告をスタートさせる作業です。オフライン状態の広告をオンラインに切り替え、オンのスイッチを押すという単純作業ですが、すごくドキドキしました。新しいアカウントの歴史が始まる瞬間に立ち会えたことが、一番印象的でした。
「感覚」から「根拠」へ。LIFTで得る確かな充実感
ーーまだ挑戦の途中とのことですが、「充実している」と感じる瞬間はありますか?
中島:今は「分かる」というよりも、「分からない」という感情を持つことが多いですが、分かろうとする過程を踏んだのち、それが「分かった」と思えたときに、自分の中で嬉しい気持ちになれるんだなと感じています。その瞬間が、今の充実感につながっています。
LIFTの学習環境も本当にありがたいです。社長の岡田をはじめ、先輩方が過去の業務のやり方や考え方などをNotionにまとめてくださっているので、まずはそれを参照して自律的に学べるのも、大変助かっています。
ーー以前の仕事で「こうしておけば良かった」と思うことはありますか?
中島:はい。以前は、言葉を選ばずに言えば「感覚的に」選択をしていたところがありました。しかし、今は、何事も「根拠と理由」があって選択をするということが、マーケティングや広告の仕事をする上で大事なんだと学ばせてもらっています。「なぜこれをするのか」という理由をつけないと、次のアクションにも繋がりづらかったなと反省し、今は思考の根本が変わりました。
ーーLIFTのメンバーの雰囲気を一言で紹介するとしたら。
中島:仕事の時と他愛もない話の時の空気が全く違うので難しいですが、「楽しく真面目に」という言葉がぴったりです。真面目に仕事をしつつ、その中でも楽しんで仕事をされている印象を強く感じています。おかげで「ここだったら学べる」という確信に変わりました。

「任せて大丈夫」と言われる存在へ
ーーLIFTでの将来像を教えてください。
中島:今後、LIFTのメンバーがどんどん増えていくにつれて、いつか社内の主要メンバーの一人になれたらと思っていますが、まずは「中島に任せれば大丈夫だ」と社内のメンバーに思われるような、信頼できる安心感のある存在になりたいと思っています。領域としては、これまで触れてきたSNS周りや、流行を追うことが必要な分野で力を発揮できたら嬉しいです。
これからLIFTへの入社を検討される方へのメッセージをお願いします。
中島:LIFTには、学びたいという強い思いがあれば、未経験者でも、経験者でも、安心してスキルを磨ける環境が十分に整っています。マーケティングやWeb広告周りで今の仕事環境に物足りなさを感じている方や、ここでキャリアの一歩を踏み出したいという思いがある方は、ぜひLIFTを覗いてみてください。
